2014年7月29日 (仮訳)広葉樹の腐朽幹に見出されたRhexoampullifera属菌の新種 Koukol, O. 2012. A new species of Rhexoampullifera (Pezizomycotina) from a rotten broadleaved trunk. Czech Mycology. Available at: http://www.czechmycology.org/_cmo/CM64107.pdf [Accessed July 28, 2014]. 【R3-00948】2014/07/29投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ チェコで広葉樹の幹に見出された菌を、Rhexoampullifera moravicaとして新種記載した。 本種は暗色で0-6隔壁の分生子を鎖生し、最も類似するR. fagiとは分生子のサイズや”separating cell”の有無などで区別された。 本種における分生子の脱離様式は不等で、片方の分生子がリムのみを伴うのに対し、もう片方はリムに加えて隔壁部も伴うという性質が認められた。 Křivé Jezero alluvial forest, about 1.5 km south of the village of Nové Mlýny (S Moravia, Czech Republic) (新種) Rhexoampullifera moravica Koukol 語源…モラヴィアの 【よく似た種との区別】 Rhexoampullifera fagi 分生子のサイズが類似している 分生子の形状が類似している 本種と異なり腐朽幹ではなく腐朽葉に発生する 本種より分生子が通常短い 本種より分生子が通常幅広い 本種と異なり分生子が狭円筒形ではなく円筒形~樽形 本種と異なり末端の分生子の頂部が淡色薄壁でない 本種と分生子の脱離様式が異なり、不等ではなく両方の分生子に”separating cell”由来の壁を伴う